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電子書籍がサービス統合されたら何が変わる?【eBookJapanの場合】

電子書籍のサービス統合eBookJapanの場合

電子書籍は紙の本と比べてメリットもデメリットもあるが、世の中に浸透しつつあるコンテンツだ。

そんな電子書籍だが、電子書籍ユーザーが一番恐れていることがある。

それは

電子書籍のサービス終了、もしくはサービス統合だ!

愛用している電子書籍ストアの運営会社がサービス終了してしまえば、せっかく購入した電子書籍が読めなくなってしまう!

電子書籍ストアを運営する複数の企業がサービス統合すれば、今までの機能・使い勝手が失われてしまうかもしれない!

大きい会社が長年運営しているし、私が使っているところは大丈夫!

本当に大丈夫と言えるだろうか?

安全安定だと思って使っていたどんな電子書籍サービスも、突然サービス内容に変更が生じる可能性はゼロだと言い切れますか…?

電子書籍を使う以上、『サービス終了』『サービス統合』の不安からは逃れられない!

私は現在、「eBookJapan(イーブックジャパン)」をメインに電子書籍を購入している。

他社には無い「背表紙表示」機能を気に入って、eBookJapanで電子書籍を購入していた。

筆者お気に入りの「背表紙表示」機能

だが、恐れていたことが2019年に起きた。

Yahoo!ブックストアとのサービス統合である

サービス統合によって、旧サービスに比べて使い勝手が改悪されたと既存ユーザーから非難の嵐でeBookJapanは炎上してしまった。

ユーザーが恐れる事柄の1つ『電子書籍のサービス統合』が発生すると何がどう変わるのか、実際に体験した側から紹介していこうと思う。

eBookJapanは電子書籍の制作・配信会社

そもそもeBookJapanって何?



eBookJapan(イーブックジャパン)とは、電子書籍がまだ真新しい時代である2000年に創業した老舗の電子書籍制作・配信会社だ(運営会社名は株式会社イーブックイニシアティブジャパン)。

書籍の配信数は50万冊を超えており、マンガの取扱数は国内最大と言われている。

2013年にeBookJapanの社史をマンガにしたものが配信されていたので読んでみると、創業時からマンガの取扱い数にこだわりがあることがわかる。

中でも、手塚治虫マンガ全作品の電子書籍化を世界初で行うなど、昔のマンガの取扱いにも意欲的な会社だった。

eBookJapanが展開する電子書籍サービスもユーザーから定評があり、専用アプリの使い勝手も評判がとても良かった。

以前「ご要望アンケートに答えるとポイント進呈!」というキャンペーンがあったので、色々と要望を考えてみたことがある。

だが、絞り出した要望はすべて実装済みの機能だった。それぐらい「かゆいところに手が届く」使い勝手の良いサービス内容なのだ。

上記のことからも、eBookJapanは長年電子書籍サービスを行う老舗であり、マンガ蔵書数も多く、ユーザーに寄り添ってサービス内容を常に改善していく姿勢が見える優良企業だということがわかる。

eBookJapanがサービス統合した経緯

そんな老舗の電子書籍「eBookJapan」がどのような流れでサービス統合したのか?

そしてなぜ既存ユーザーから非難を浴びてしまったのか…。

それは従来のeBookJapanで出来ていたことが、Yahoo!ブックストアとのサービス統合により出来なくなってしまったからだ。

順を追って炎上した経緯を説明していこう。

Yahoo!ブックストアとのサービス統合が発表される

2019年2月28日、ユーザーに向けてeBookJapanからこんなメールが送られてきた。

メールの内容を簡単に言えば

今後はYahoo!と一緒にやっていきます!

サイトもリニューアルしたから、データ移行とかアカウントの引継ぎとかやっといてね!

という感じ。

電子書籍を使うものとして最悪な事態は「電子書籍サービスの停止」だ。

突然のメール内容で動揺したが、電子書籍サービスが継続することにホッと胸を撫で下ろしつつ新サービスへの移行を進めた。

移行した新サービスが旧サービスより劣化しており炎上

新サービスに移行してみてしばらく使ってみると、従来のeBookJapanから変更されている点がいくつか判明した。

新eBookJapanの変更点
  • 背表紙表示機能の廃止(スマホ版のみ)
  • 無料書籍コーナーが登場
  • ログインはYahoo!Japan IDが必須になる
  • Tポイントカードが使用可能になる
  • 決済方法が激減(2種類)
  • Macのみリーダーアプリが廃止
  • 海外アプリストアからのダウンロード不可

新たに追加されている項目もあるが、ユーザーにとって大きな変更点といえば「Macのみリーダーアプリが廃止 」と「海外アプリストアからのダウンロード不可」の2つだ。

Macユーザーと海外ユーザーにとっては、大きな衝撃だったと思う。

どちらもブラウザ上から問題なく見れるとしても、今までアプリ上で使えていた環境が突然使えなくなってしまうのは一体どういうことなのだろうか…。

当時のTwitter上でも、新サービスが旧サービスより劣化していることでユーザーたちの不安や不満が噴出していた。

控えめに言っても『地獄』である。

自分もサービス統合当時、eBookJapanを使う決め手となった「背表紙表示機能」が廃止されてしまいショックだった。

ブラウザ版ならば変わらず背表紙は表示されるが

ブラウザ版の本棚

スマホ版だとこんな感じに…。

スマホ版の本棚

電子書籍で背表紙が見れる数少ない電子書籍ストアなのに、なぜわざわざ廃止を…?

サービス統合から1年経った使い心地は?

そんな阿鼻叫喚のサービス統合が行われてから、1年が経った現在。

変わらずeBookJapanを使い続けているが、いくつか変化があったので紹介していく。

復活・改善した機能

サービス統合されたばかりの頃、しっかり炎上したeBookJapanは公式Twitterで

サービス統合後から、活発にユーザーの意見を取り入れていたeBookJapan。

少しずつだが、いくつか復活・改善した機能が出てきた。

復活・改善した機能
  • アプリ版での「背表紙表示」機能が復活
  • 決済方法が8種類に増える

アプリ版での「背表紙表示」機能が復活

なんと、2019年4月にアプリ版で「背表紙表示」機能が復活!やったー!

無いより、断然あったほうが良いよね「背表紙表示」機能!

スマホ版「背表紙表示」

決済方法が8種類に増える

サービス統合後は、「Yahoo!ウォレット」と「クレジットカード」2種類の決済方法しか無かったが、現在では以下8種類まで決済方法が増えた。

現在の決済方法(2020.04.04時点)
  1. Yahoo!ウォレット
  2. クレジットカード
  3. ソフトバンクまとめて支払い
  4. ワイモバイルまとめて支払い
  5. ドコモ払い
  6. auかんたん決済
  7. WebMoney
  8. BitCash

自分は元々クレジットカード払いでしか購入していなかったので特に不満は無かったが、決済方法が増えて何よりだ。

未だ廃止されたままの機能

復活・改善した機能もあるが、当然廃止されたままの機能もある。

廃止されたままの機能
  • Macのみリーダーアプリが廃止
  • 海外アプリストアからのダウンロード不可

ユーザーにとって今後使い続けるか大きなポイントである2点だが、未だに復活する気配はない。

とはいえMacはブラウザ上でも閲覧・購入ができるし、日本アカウントを取得して日本アプリストアからなら海外にいてもアプリをダウンロード可能なので、該当ユーザーは完全に路頭に迷うわけではないが…。

実装してくれることを祈りたいところだ。

他、特徴など

eBookJapanはYahoo!ブックストアとサービス統合したことで、新たな特徴が生まれている。

それは、Yahoo!プレミアム会員の優遇だ。

Yahoo!プレミアム会員になれば、通常の会員よりもお得にマンガを購入できる。

元々、すでにYahoo!プレミアム会員だったり、入会する予定だった人にとっては今のeBookJapanは最適な電子書籍ストアと言える。

まとめ:我々に出来るのは覚悟だけ

サービス統合から1年経って改善がされているところもあるが、未だ廃止されたままの部分もある。

結局、既存ユーザーにとってサービス統合は良いイベントでは無いということだ。

私は今でも変わらずeBookJapanを使っているが、Yahoo!プレミアム会員でも無いし入会するつもりも無い。

購入する電子書籍ストアを変えたい気持ちはあるが、やはり「背表紙表示機能」は蔵書所有欲を刺激してくれるし、なにより今さら違う電子書籍ストアでマンガを買うと

キユモト

あれ?あのマンガってどの電子書籍ストアで買ったっけ?こっちだっけ?

ってなってめんどくさいからね!

購入した電子書籍を別の電子書籍ストアに引っ越しできる制度とか出来てくれれば違うところも試してみたいが…実現は難しいと思うのでeBookJapanを使い続けると思う。

eBookJapanと同様に、電子書籍ストアの運営会社は突然「サービス停止」「サービス統合」を発表してくる。

たとえ恐れる出来事が起きるとしても、ユーザーである我々に出来るのは、その時が来るのをただ『覚悟』するしか出来ないのだ。

ABOUT ME
キユモト
スーパーインドア雑記ブログを運営中。 ゲームやマンガ、家を快適に過ごすモノを中心に記事を作成しています。

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